
令和8年1月24日(土)に大阪科学技術センターにて府民対象公開講座を開催しました。講師には、大正大学名誉教授の近藤直司先生をお招きし、「発達障がいを背景とする不登校・ひきこもりケースの理解と予防のヒント―自分らしさを見つけるためのこころの土台作り―」というテーマでご講演いただきました。当日はご家族の方や支援者の方、内容に興味を持たれた府民の方など230名以上という多くの皆様にご参加いただきました。
ご講演では、発達障がい特性とひきこもりとの関連やアイデンティティ形成のお話など、幅広い内容を動画等も交えて分かりやすくご紹介いただきました。中でも、発達障がいの特性理解は重要である一方で、その視点のみによってご本人の行動や困りごとを考えるのではなく、背景にある環境要因や心理的要因、またその人自身の個性や強みにも注目することが重要であるというお話は、多くの参加者の気づきに繋がったようでした。
講座終了後のアンケートでは、「大変参考になった」「参考になった」という感想が9割を占めました。診断や特性のみに焦点を当てるのではなくその人らしさを大切にする関わりの重要性について実感したという声や、ご本人が安心して過ごせる環境づくりや肯定的な自分らしさを一緒に見つけていくことなどを早速明日から実践していきたいという声も寄せられました。
今回の講座で得られた学びや幅広い視点を、参加された皆様の今後の生活や支援に活かしていただけることをアクトおおさかとしても期待しております。ご講演いただいた近藤先生、ありがとうございました。